神奈川県総合リハビリテーションセンター

障害者支援施設 七沢自立支援ホーム

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陶芸グループ訓練について 第2弾

前回の成形から1週間自然乾燥。

この時点は粘土から水分が抜けて少し固まった状態。力を加えすぎて崩れないように気をつけながら「かぎベラ」という道具を使って形を整えます。仕上がりを意識しながら、厚すぎる部分や角などを削っていきますが、その際苦手な音の代表と言っても過言ではない『黒板を爪で引っ掻いた』音?が出てしまうため異音との戦い!が必要となります。作品作りに没頭する利用者の方は作業をするうちに気にならない境地に到達される様子ですが、見守る職員の方は鳥肌を立てながら耐えていることもしばしばです。形が整ったら底面にイニシャルやオリジナルの目印を彫り、2回目の作業は終了となります。

3回目となる翌週もさらに細かい部分を整えていきます。1週間を経てさらに乾燥が進むので、「かぎベラ」を「紙やすり」に持ち替え細かい溝を消したり、手作りならではの表面の凹凸が滑らかになるよう整えていきます。

この作業が終わるといよいよ素焼き。800℃で5時間!陶芸窯で焼きます。成形時に粘土の中に空気が入ってしまった場合高温に熱せられることで割れてしまうため、無事に素焼き終わるかが大きな分かれ目となります。結果については次回ご報告します。

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