視覚障害者のパソコン訓練
コミュニケーション訓練
目が見えない、あるいは見えにくいことで文字が使えないと、教育や職業、余暇などの日常生活、社会生活に大きな不自由が生じます。 七沢自立支援ホームでは個々の視覚の状況や進路に応じて様々なコミュニケーション手段のなかからふさわしいものを選び訓練を行なっています。 訓練は、概ね2~4人の小グループで行いますが、内容によっては職員との1対1になります。
訓練の内容
ここでは、コミュニケーション訓練として行っているもののうち、パソコン訓練を簡単に紹介します。
パソコン訓練(操作)
パソコンの画面に表示される文字を読み上げる画面読みソフト(スクリーンリーダー)や文字を拡大する画面拡大ソフトなど視覚障害者向けの支援ソフトを使用して、パソコンを操作する訓練を行います。
- 文書作成
- 文章の入力・校正・印刷といったワープロの基本操作の習得を目指します。
- 住所録管理
- 住所録の作成、はがきや封筒への宛名書きなどを行います。
- インターネット利用
- ホームページの閲覧や電子メールの送受などを紹介しています。
- その他
- 表計算ソフトを使ってのデータ管理、点字編集ソフトを使っての点字文章の作成などの訓練も行います。