視覚障害者の感覚訓練
- 触ってわからないのは点字だけではない!
- 触ってわかることは簡単ではない!
- 触ってわかるためには練習が必要だ!
- 眼も耳も手も、なんでも使おう!
感覚訓練の目的は、視覚・聴覚・触覚・その他の感覚を使用して「安全で効率的な新しい行動システムを作る」ことです。
訓練は、概ね2~4人の小グループで行いますが、内容によっては職員との1対1になります。
訓練の内容
行動のための基本的な訓練が中心ですが、楽しく参加出来るように工夫し、個人に合わせて訓練プログラムを作成しています。
また、退所後の生活で趣味の活動にも生かせるよう、地域とのつながりにも配慮しています。
基礎(触知覚)プログラム
眼からの情報が極めて制限されている利用者を対象としたもので、触覚や聴覚を使う訓練が中心です。
個別プログラム
学習経験が非常に少ない場合や難聴等の重複障害がある場合など、その利用者の直面する問題に合わせたプログラムです。