神奈川県総合リハビリテーションセンター

障害者支援施設 七沢自立支援ホーム

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見えない不自由さを減らす訓練

食事を作る(調理訓練)

  1. 食事~楽しく安心して食べられなくては、食事じゃない!~
    日に3回、一ヶ月に90回、一年に1095回もある食事は、生きていくために大切な行為です。確実に、そしておいしく安心して食べられる動作を身につけましょう。食事が楽しみとなるように。
  2. お茶入れ~安全なガス操作と熱湯の扱い~
    火が怖い。お湯も怖い。火傷や火事にならないかと心配で手を出せない。そんな人も、ガス操作の基本を覚えて、おいしくお茶を自分で入れられるように練習します。
    調理訓練
  3. 調理~いつもの手料理を再び~
    今までのやり方では、火加減が、焼き加減がわからない。調味料の量がわからないので、油っぽくなったり味が濃すぎたりしていませんか。いつも同じ味に、安全で確実な調理の方法を練習します。単身の方から、家族のある方まで。料理のベテランから初心者まで、その人の必要や目標に合わせて丁寧に指導します。
  4. 糖尿病などで食事療法を必要としている方へ
    調理訓練は、カロリー計算をしながら献立を考え、実際に食品の必要量を計量したり、調味して適切な食事作りができるように助言します。また、神奈川リハビリテーション病院の専門スタッフの栄養相談を受けていただくこともできます。

食事を作る(調理訓練)

食事を作る行為は、調理だけでなく、献立作り・買い物・片付けといった様々な要素で成立しています。それらの行為のほとんどは、目が見えなくなった・見えにくくなったといってまったくできなくなるわけではありませんが、目からの情報でおこなってきた確認ができなくなることにより、動作の安全性や判断の基準を失い、行動や動作が不自由になって生活に対する自信が持てなくなることがあります。
日常生活訓練では、利用される方の日常生活上の問題とニーズを十分に把握し、それぞれに応じた個別のプログラムによって、日々暮らしていくための基礎的な技術から段階的に練習します。それぞれの日常生活の流れに復帰できるように、視覚以外の手がかりも使って判断し、安全で確実な技術・動作が習慣として定着することを目指して援助していきます。
訓練は、概ね職員との1対1でおこないますが、内容によってはグループ訓練になります。

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