神奈川県総合リハビリテーションセンター

障害者支援施設 七沢自立支援ホーム

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見えない不自由さを減らす訓練

外出・買い物を体験する

日常生活は、洗面・歯磨き・入浴といった個人の身のまわりをはじめとして、掃除・裁縫・調理などの家事動作や、外出・買い物など社会生活をおくるための様々な要素で成立しています。それらの行為のほとんどは、目が見えなくなった・見えにくくなったといってまったくできなくなるわけではありませんが、目からの情報でおこなってきた確認ができなくなることにより、動作の安全性や判断の基準を失い、行動や動作が不自由になって生活に対する自信が持てなくなることがあります。
日常生活訓練では、利用される方の日常生活上の問題とニーズを十分に把握し、それぞれに応じた個別のプログラムによって、日々暮らしていくための基礎的な技術から段階的に練習します。それぞれの日常生活の流れに復帰できるように、視覚以外の手がかりも使って判断し、安全で確実な技術・動作が習慣として定着することを目指して援助していきます。
訓練は、概ね職員との1対1でおこないますが、内容によってはグループ訓練になります。

訓練の内容

  1. 金銭の扱い
    まずは、正しいお金の見分け方を覚えましょう。取り出しやすい収納や、金融機関の利用の仕方も助言します。
  2. 買いもの~消費社会の現代、買いものは不可欠~
    お店別に援助依頼の方法、商品購入時の注意などを助言し、実際に体験して確実な買いものができるように練習します。
  3. 外出・外食~外出を楽しいものに~
    外出時の留意事項を一緒に考えます。出先での喫茶・食事のマナーを助言します。外出時のトイレの利用も重要。安心して外出が楽しめるように。
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